今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
青森県の深浦町で漁船より盗まれたものは何?
ここ数年で泥棒が盗むものの領域が格段に増えました。
青森の漁港で今問題になっているのが、漁船の船外機の盗難です。
三十一日夜から一日未明にかけて、深浦町風合瀬上砂子川、手岬海岸の風合瀬漁協船揚げ場で漁船の船外機十三台が盗まれていたことが分かりました。被害額は百五十万円相当に上ります。
風合瀬地区の沿岸ではモズク漁が最盛期を迎えており、漁業者からは「許せない」と怒りの声が上がっています。
鯵ケ沢署が調べたところ、船揚げ場にある同漁協組合員所有の二十二隻のうち十四隻に船外機を取り付けていたが、このうち十三隻から盗まれていました。
盗難防止用に巻いていたチェーンやロープが切断されていた船もあったようです。
現場は風合瀬海水浴場の西側で、一般の人はあまり立ち寄らない場所。
警察では、複数の者による車両を使った計画的犯行との見方を強めています。
犯行時間は漁協組合員が最後に立ち去った三十一日午後五時以降とみられます。
同じ場所では二〇〇四年五月にも漁船や船小屋から船外機計十一台、〇三年にも二台の被害が出ているということです。
投稿者: スタッフ (2007年6月 4日 09:47)