今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
パリス・ヒルトン 窃盗団のターゲットになったのは自分の責任
パリス・ヒルトンが、セレブをターゲットにした窃盗団の被害に遭ったのはSNSを使った自分せいだとコメントしました。
CNNのトーク番組「ピアーズ・モーガン・ライヴ」に出演したパリスは、ツイッターやFacebookを使って自分の生活で何が起きているかを世間に頻繁に知らせていたため、ターゲットになりやすかったのだろうと語っています。
「ツイッターやFacebookなんてなかった5年、10年前には起こり得なかったことだわ。今では誰がどこにいるかが簡単に知れてしまうから、わたしも気を付けるようになった。二度と同じ目に逢わないよう、自宅のセキュリティーシステムも大がかりなものにしたわ」と言っています。
パリスが被害に遭ったのは4年前ですが、「彼女たちがしたことは最低よ」といまだに犯人たちを許せないとのこと。
事件後に監視カメラの映像を見たパリスは非常に気分が悪かったとコメントしています。
この窃盗団を描いたソフィア・コッポラ監督の映画『ブリング・リング(原題) / Bling Ring』にパリスはカメオ出演をしており、自宅を撮影現場として提供しています。
<シネマトゥデイ6月23日(日)19時0分配信>
確かにSNSで知り得た情報を犯罪に悪用しようとする者が今後出てくるでしょう。
いえ、実際にもう出てきているのでしょう。
ツイッターで〇〇ナウ、とコメントすれば、そこに居ることが全くの他人でも分かります。
もし、1人暮らしであることも分かれば、家はその時点で無人となり、泥棒に狙われる原因にもなり得ます。
泥棒がフォロワーの一人だった・・・何ていうこともあるかもしれません。
SNSも便利な機能がありますが、あまり個人情報を公開するのも問題があるかもしれません。
犯罪者はこういった情報収集や犯罪に悪用できそうなことには非常に敏感です。
それを悪用することを阻止できないのであれば、そのような情報を自ら流すことは避けなければなりません。
常にターゲットを探している泥棒に対して、自分は無防備ですよ、とアピールする必要はありません。
投稿者: 総合防犯設備士 (2013年6月25日 18:16)