今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
目的はスリルとストレス解消、盗んだタイヤを売却した金は窓から捨てた?
民家から計144本のタイヤを盗んだとして、神奈川県警大和署は26日、窃盗容疑で、大和市大和東の配送員の男(38)=窃盗罪で起訴=を追送検しました。
「盗むスリルでストレス解消した」と容疑を認めているという。
追送検容疑は平成24年12月15日から今年9月20日ごろまでの間、同市内の民家32カ所から、アルミホイールつきの自動車タイヤ144本(時価計約293万円相当)を盗んだとしています。
同署によると、これまでに立件した男によるタイヤ盗被害は計36件160本(時価計約310万円)に上ります。
男は盗んだタイヤを自動車部品買い取り店に売却していましたが、「売却したカネはその都度捨てた。車で走りながら窓から捨てた」と供述しています。
<産経新聞11月27日(水)12時40分配信より>
タイヤ泥棒の男が逮捕されましたが、盗んだタイヤを売却し、そこで得たお金は、その都度車の窓から捨てていたという供述をしています。
お金が欲しくてタイヤを盗んだのではなく、スリルを味わい、そしてストレス解消が目的だったということです。
本当でしょうか?
動機として後付けしただけで、普通に考えると、お金を得ることが第一で、その上、スリルを味わえて、ストレスも解消できるという犯人にとっては一石三鳥の手口だったかもしれません。
複数回に渡って車の窓からお金を捨てていたのであれば、おそらくその現場付近で話題、ニュースになったでしょうから、その供述自体が怪しい気がします。
まあこの世には色々な動機で犯行を行う犯罪者がいるということが分かりますね。
投稿者: 総合防犯設備士 (2013年12月 5日 19:18)