今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
小泉元首相宅に不法侵入 容疑の女逮捕
小泉純一郎元首相(72)の自宅に侵入したとして、横須賀署は11日、栃木県足利市に住む無職の女(33)を住居侵入の疑いで現行犯逮捕しました。
逮捕容疑は、同日午前7時25分ごろ、横須賀市三春町1丁目にある元首相宅の住居内に正当な理由がないのに侵入した、としています。
「許可を受けて入った」と容疑を否認しています。
元首相の家族が起床して屋内を回っている際、応接室のいすに座っている女を見つけ、表口で警備している署員に通報しました。
当時、元首相は不在でした。
同署が、侵入方法などを調べています。
女は昨年12月中旬にも元首相宅を訪れ、表口にいた署員に「進次郎さんに会いたい」と述べました。
受け答えがおぼつかないため保護したことがあったという。
<カナロコ by 神奈川新聞1月11日(土)23時45分配信より>
恐ろしい事件です。
朝起きて、応接室に行ったら見ず知らずの女がいすに座っている。
発見した家族はさぞかし驚いたことでしょう。
家の中にまで入り込まれることは言うまでもありませんが、家の敷地内に、勝手に入られることも不快です。
例えば、たばこの吸い殻が落ちている、空き缶やゴミが捨てられているというのも決して良い気がしません。
泥棒が下見をしに来たのかと恐ろしくなります。
それよりも、誘拐目的や暴行目的だとしたら、さらに恐ろしいです。
どんな状況にせよ、侵入者が簡単に敷地内へ入りこむことができる状況は良くありません。
防犯センサーによる外周警戒や防犯カメラによる映像の監視などの対策が必要です。
また、この報道で気になったのが、この事件の発生により元首相宅の住所が公になっていることです。
元々ある程度は公表していたのかもしれませんが、これを機に知った人も多いのではないでしょうか。
また、現在、都知事選や脱原発の関係で、小泉元首相に注目が集まっている状況では、変な輩が良からぬ事を計画する恐れもあります。
報道の仕方も考える必要があります。
投稿者: 総合防犯設備士 (2014年2月 7日 15:53)