今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
知り合いの自宅に侵入した男 包丁で家人を切りつける
富山市の知り合いの自宅に侵入し、持っていた包丁などで男性を切りつけたとして、29歳の男が住居侵入と傷害の疑いで逮捕されました。
住居侵入と傷害の疑いで逮捕されたのは、自称・富山市呉羽町の会社員の男(29)です。
富山中央警察署によりますと、男は7日午前4時ごろ、富山市の知人の男性(36)の自宅に侵入し、持っていた包丁とナイフで男性を切りつけ、両手の手のひらと右ひざにけがをさせせた疑いが持たれています。
警察によりますと、男はカギがかかっていなかった勝手口から侵入し、2階で寝ていた男性を襲ったということです。
また、一緒に寝ていた妻も両手の手のひらを切る軽いけがをしました。
男は容疑を認めていて、警察が動機を調べています。
<10月7日(火)20時31分配信より>
家で寝ているときに、包丁を持った男が侵入し、いきなり切りつけられる。
しかもその相手が知り合いだったというのは、被害者からすれば非常にショッキングな事件でしょう。
自宅で安心して寝ていられないというのは大きな問題です。
唯一安らげる場所と言ってもよい自宅に、侵入者が凶器を持って入ってくる可能性がある訳ですから、環境として良いはずがありません。
早急に改善すべきでしょう。
侵入者は泥棒のみならず、変質者や逆恨みで犯行に及ぶ者(顔見知り)も考えられます。
そのような者が容易に侵入できてしまう環境を提供しているのは、実は被害者というケースがあります。
家の扉や窓を開けっぱなしにし、誰でも自由に建物内に入って下さい、と侵入者を招いている訳ではないでしょうが、不注意の無施錠というのは犯罪者から見れば同じ位無防備で、犯罪を容易に行える環境なのかもしれません。
日ごろから犯罪を意識し、自分や家族が巻き込まれる可能性、またはそのイメージを持つことで、現実にそうなったときにうまく対処ができるでしょう。
投稿者: 総合防犯設備士 (2014年10月15日 11:28)