今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
中学校教諭 同僚の机から現金盗んで逮捕
同僚教諭の机から現金を盗んだとして、神奈川県警宮前署は6日、窃盗容疑で同県川崎市立有馬中学校教諭の男(27)=同市中原区市ノ坪=を逮捕しました。
同署によると、「遊ぶ金欲しさにやった」と話し容疑を認めています。
逮捕容疑は2014年10月27日午前8時半~11月1日午前11時ごろ、同校職員室で同僚の男性教諭の机から現金1万3千円を窃取した疑い。
同署によると、現金が無くなったことに気付いた同僚が校長らに相談。
調査したところ、男が職員室の防犯アラームを夜間に切ったことがあると話したため浮上したという。
<時事通信 1月6日(火)13時24分配信より>
学校の先生が盗みを働くとは残念なニュースです。
しかも学校内、職員室での犯行ですからどうしようもありません。
生徒に人の物は盗んではいけない、犯罪だと教える立場の教師が自ら犯罪を犯すとは・・・。
このニュースを知った生徒のショックは相当なものでしょう。
学校側も保護者にどのように説明、弁明するのでしょうか。
一人の出来心でやってしまった犯罪が、様々な人に迷惑を掛け、大きな影響を及ぼす結果になりました。
動機が生活苦や借金などであれば、少しは理解できますが、遊ぶ金欲しさの犯行には同情できません。
このような犯罪に対しては、防犯カメラで厳しく監視すべきです。
見られているという意識は、人の行動を制限します。
見られている状況下で犯罪を犯そうとする者は少なく、行動を思い留まらせる効果があります。
これが防犯カメラなどによる犯罪の抑止効果と呼ばれるものです。
盗みなどの犯罪を考える、思いつく、イメージすることは犯罪ではありません。
決して良いことではありませんが、実行に起こすのが犯罪となるのです。
この実行へ移す行動を制限させる防犯カメラの効果は絶大です。
投稿者: 総合防犯設備士 (2015年1月 8日 20:08)