今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
阪神負けて腹立った・・・ 中年カップル万引きで逮捕
プロ野球阪神タイガースのグッズを盗んだとして、兵庫県警甲子園署は4日、窃盗容疑で愛知県あま市七宝町桂河原の自称解体工の男(49)と兵庫県姫路市南車崎の自称会社員の女(40)を現行犯逮捕しました。
「阪神が試合に負けて腹が立った」と容疑を認めているという。
逮捕容疑は4日午後5時25分ごろ、同県西宮市の甲子園球場内のショップで、Tシャツや帽子など阪神グッズ計5点(1万500円相当)を盗んだとしています。
同署によると、2人は交際しており、この日は一緒に観戦。試合後、グッズをかばんの中に入れるのを、ショップの男性店長(62)が目撃し、声をかけたところ容疑を認めたという。
阪神はこの日、中日に敗れて3連敗を喫した。
<産経新聞 5月4日(月)23時45分配信より>
スポーツファンが興奮のあまり犯罪を犯してしまうのは珍しいことではありません。
サッカーのフーリガンをはじめ、自分達が応援する選手、チームが思っていたような活躍ができなかったり、結果が気に入らない場合、その腹いせに相手チームのファンを攻撃したり、また、全く無関係の物や人、店に八つ当たりすることがあります。
今回の阪神ファンの中年カップルの万引き事件もその一つです。
ただ、被害に遭ってしまった、八つ当たりされた店側にすればたまったものではありません。
自分達には何の責任がないにも関わらず、店の商品が盗まれたり、壊されたりするのは納得がいかないでしょう。
こういう人達はファンとは呼べないのかもしれません。
万引きをはじめとする犯罪の動機というのは、単にその物が欲しいというだけでなく、別のことで腹が立った、ストレス解消目的など様々です。
戦後の貧しい時代に物を欲した結果犯す犯罪とは動機が変わってきています。
投稿者: 総合防犯設備士 (2015年5月 8日 15:19)