今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
埼玉 罰当たりな犯行、墓地で花立て盗難多発
秩父市は5日、同市山田の市聖地公園墓地内の墓所85カ所で、ステンレス製の花立て約170個(約85万円相当)が盗難に遭ったと発表しました。
同管理事務所によると、4日午前11時ごろ、墓地北側の墓所25カ所で、花立てが2個ずつなくなっているのを来園した市内の男性が発見し、同所に届け出ました。
職員が5日午後5時すぎに再点検したところ、墓地南側の墓所60カ所でも花立てがなくなっていることが判明しました。
秩父署が窃盗事件として調べています。
花立てが盗まれた現場はいずれも人目につかない両端で、中には生けた花が捨てられていた場所もありました。
同所の担当者は「罰当たりで許せない犯行。お墓は残された人の心のよりどころなので、少しでも早く犯人が捕まれば」と話していました。
<埼玉新聞 7月5日(日)23時8分配信より>
ステンレス製の花立ての盗難ですが、これも金属窃盗の一種でしょうか。
1個あたり約5千円ということですが、170個盗難で85万円の被害というのは相当なものです。
ちりも積もればではありませんが、1つ1つの金額は少なくても大量になると被害金額は大きくなります。
墓地ですから、時間に関係なく、誰でも自由に出入りできるのでしょう。
人がいない深夜にトラックなどで一気に持ち去ったのかもしれません。
お墓に防犯カメラなどの防犯システムがついているのも違和感を感じますし、そのようにお金を掛けて対策を行うところは少ないでしょう。
そのような防犯システムに頼らず、自然に解消されるのが一番です。
しかし、年代によって信仰心が薄くなっているのも事実ですし、日本とは関係のない外国人による犯行となれば、お墓であろうと何であろうと関係ありません。
どのような防犯対策を講じれば良いのか難しいところです。
投稿者: 総合防犯設備士 (2015年7月 8日 15:58)