今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
展示ホールの控え室から現金500万円盗まれる
パシフィコ横浜(横浜市西区)を運営する横浜国際平和会議場は1日、「ヨコハマ恐竜博」を開催していた展示ホールの控室で現金約500万円を盗まれた、と発表しました。
戸部署が窃盗事件として調べている。
同署によると、8月23日午前8時半ごろ、出勤したスタッフが展示ホール内の控室にあった現金がなくなっていることに気付きました。
前日夜、最後に退出したスタッフが施錠していたという。
同会議場によると、恐竜博は7月18日から8月31日まで開かれていました。
<カナロコ by 神奈川新聞 9月2日(水)7時0分配信より>
展示会の入場料やグッズ販売の売上金でしょうか。
展示ホールの控室に保管していた現金約500万円が盗まれたという事件です。
控室は当然のことながら施錠していたようですが、500万円もの大金をそのままにしておくのは危険でした。
金庫に保管されていたか等は不明ですが、その日のうちに金融機関に預け入れるべきだったでしょう。
全ての現金は無理でも、可能な分だけでもそうすべきでした。
展示ホールを自ら所有している会社はほとんどないでしょう。
運営しているのが民間、地方自治体等問わず、お金を払い、一定期間そこを借りるシステムが多いと思います。
借りた部屋の鍵を預かり、帰る際に返すというものでしょうが、鍵によっては複製することも可能でしょう。
泥棒が部屋を借り、鍵を預かり、会場を出ます。
その間に鍵を複製することも考えられます。
複製に成功した泥棒がいたとすれば、借主がイベント終了後に帰った後、その鍵を使って侵入し、金目の物を盗み出すという手口も考えられます。
投稿者: 総合防犯設備士 (2015年9月 2日 17:47)