今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
和歌山 3階建てのビルに侵入して現金640万円荒稼ぎ
ビルに侵入し現金などを盗んだとして、和歌山県警御坊署は1日、窃盗容疑で大阪市住吉区庭井の自称建築業の男(45)を逮捕しました。
逮捕容疑は7月12日午前~13日朝、同県御坊市内の3階建ての企業のビルに侵入し、現金640万円や手提げ金庫などを盗んだとしています。
同署は男を8月上旬から指名手配していました。
<産経新聞 9月3日(木)8時34分配信より>
3階建てのビルに侵入し、現金640万円を盗んだ泥棒の手口です。
そのビルに複数の会社がテナントとして入っているのか、1つの会社かは分かりません。
複数の会社が入っていた場合、共用の入口などから侵入し、根こそぎ被害に遭った可能性があります。
この店舗は防犯システムが入っていて、あの店舗は入っていないなどの区別はないでしょう。
ビルの所有者(貸主)が同じの場合、全て入っているか、入っていないかという区別になると思います。
泥棒から見れば、防犯システムや防犯カメラが設置されているビルは避け、そうではないビルを狙おうということになります。
ビルによっての区別ではなく、店舗ごとに防犯システム導入の選択ができると、ビルまるごと被害に遭うという事態は避けられるかと思います。
防犯システムが入っていた店舗は被害を免れ、入っていない店舗は被害に遭うなどということもあるでしょう。
ビルの所有者(貸主)はぜひ防犯対策の検討をお願いいたします。
投稿者: 総合防犯設備士 (2015年9月 9日 18:20)