今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
2億円のティアラ
14日午後5時ごろ、東京都中央区銀座の高級宝飾店「エクセルコダイヤモンド東京本店」で、外国人の2人組の男が催涙スプレーを女性店員に吹きつけ、2億円相当のダイヤモンドのティアラ(頭飾り)を奪って逃走しました。
女性店員3人が目やのどに軽いけがをしたようです。
強盗致傷事件として、2人の行方を追っています。
調べでは、2人は客を装って店内に入り、1人が対応に出た店員にスプレーを吹きつけ、
そのすきに別の男がガラスケースを工具でこじ開けたようです。
ティアラのほか、50万円相当のダイヤモンドのネックレス1点も奪って逃走しました。
わずか約3分で高額な商品を狙ったことから、下見を重ねた上で犯行に及んだとみられています。
2人組はいずれも30〜45歳の外国人で、紺色のスーツ姿。1人は身長約175〜180センチの中南米系であごひげを生やし、
もう1人は身長約180センチの白人だったようです。
事件当時、店内には5人の女性店員がいましたが、お客さんはいなかったようです。
ティアラは雪の結晶をモチーフにしてベルギーで特別に作られたもので、計約100カラットのダイヤを使った商品
「シューペルブ」というそうです。
以前にも、店長(男性)が少し店から離れた隙を狙って、女性店員ばかりの博物館が襲われた事件がありました。
やはり、女性ばかりだと狙い目だと思われてしまうのでしょうか。
営業時間中の強盗事件で対策は難しいかもしれませんが、警備員の常駐、死角の少ない防犯監視カメラの設置、
非常押しボタンによる警報システムなど、特に高額な商品を扱う店舗においては、防犯対策は必須です。
又、この対策で良しとするのではなく、常に対策を改善・改良し続けることが重要ではないでしょうか。
投稿者: スタッフ (2007年6月15日 13:35)