今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
神戸の路上 通行人にマヨネーズ噴射 中学生3人の犯行か?
神戸市兵庫区で11月末、通行人が相次いでマヨネーズがかけられる事件があり、兵庫県警兵庫署が、別の窃盗事件で逮捕した市立中学3年の少年=少年鑑別所に送致=と、中学1年の少年2人を暴行容疑で事情聴取していることが10日、同署への取材で分かりました。
3人は事件への関与を認めているという。
11月27日夜、同区湊町の路上など半径250メートル圏内の4カ所で、通行人の男女3人の頭や背中、店舗の窓ガラスに相次いでマヨネーズがかけられる事件が発生。
自転車に乗った若い男3人が目撃されており、同署が防犯カメラの映像を解析するなどして少年らを特定しました。
同月30日夜には近くの路上で男女4人が卵を投げつけられる事件もあり、同署は別の中学3年の少年5人から事情を聴いていますが、今回の事件との関連性はないとみています。
<産経新聞 12月10日(木)12時32分配信より>
マヨネーズだから服が汚れる、目に入っても洗い流せば大丈夫かもしれませんが、マヨネーズではなく人体に有害な細菌や薬剤だと話は変わってきます。
細菌テロというのは日本だけでなく欧米でもそれほどなじみのない、まだ現実的ではない犯罪手口ですが、映画や小説の中では昔からとりあげられる手口です。
細菌テロが成功して壊滅的な被害を被るというより、それを計画する犯罪者、悪者に対して、正義の味方である主人公がそれを未然に防ぐというストーリーが多いように思いますが、あくまでも映画、小説の世界です。
これが現実の世界で発生した場合、映画、小説では描かれない、想像できない様々な問題を誘発し、大きな混乱が生じるように思います。
また、現実に起きてしまった場合、今の問題だけでなく、未来にも続く問題として影響を及ぼしかねません。
自爆テロを起こすような犯罪者がもし細菌を手にしてしまったら、自分や仲間の身を案じることなく、ちゅうちょせずに使用するでしょう。
それが彼らが主張する正義だからだと思います。
投稿者: 総合防犯設備士 (2015年12月25日 21:10)