今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
コンビニオーナー装い 売上金をだまし取る手口
オーナーや店長を名乗り、コンビニ店から金を盗む事件が相次いでいます。
警視庁によりますと、5日、東京・渋谷区のコンビニ店にオーナーを名乗る男から「売上金を取りにいくので、事務所に置いておいてくれ」と電話がありました。
アルバイトの男性が数十万円を用意しておくと、目を離したすきに消えていたということです。
都内では去年8月以降、コンビニ店のオーナーや店長を名乗る同様の事件が12件、相次いでいます。
<テレビ朝日系(ANN) 1月7日(木)18時43分配信より>
アルバイトや派遣社員など非正規雇用の問題はこんなところまで発展しているようです。
コンビニでアルバイト店員に対して、オーナーを装った男が売上金をだまし取るという手口です。
店によっては、店員の入れ代わりが激しく、オーナーやFC本部のスーパーバイザー、店長などの区別ができず、誰にどのような権限があるのか分かっていない場合があります。
犯罪者とすれば、非通知で電話を掛け、相手の反応を見て指示すれば良いだけです。
声は聞かれますが、顔は見られず、電話の履歴も残りません。
また、事前にコンビニを客として利用し、そこで経験の浅いアルバイト店員かどうかを視認しておけばより確実な犯行となります。
社員教育の徹底、正社員の雇用、電話の録音、防犯カメラの増設など、色々な角度から防犯対策を行う必要があります。
何か1つの対策を講じれば防ぐことが出来るという問題ではないと思います。
投稿者: 総合防犯設備士 (2016年1月15日 18:53)