今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
香典665万円盗難
16日午後7時ごろ、静岡県焼津市の精密機器会社社長の男性(60)宅で、葬儀の祭壇の下に置いていた香典の現金など約665万円がなくなっているのに家族が気付き、110番通報しました。
焼津署は窃盗事件として調べています。
調べでは、15日に男性の父親である同社会長の葬儀があり、集まった香典は袋のまま束にして箱に入れ置いてありました。
同日午後11時半ごろ、祭壇がある部屋で寝た男性の長男夫妻が確認しましたが、起きるとすでになくなっていたということです。
香典の他にも現金が盗まれるなど物色した跡があるため、就寝中に何者かが侵入したとみて調べています。
身内に不幸があれば、葬儀の準備や参列者の対応など色々と慌しく、香典(現金)の保管まで気が回らないこともあるでしょう。
ただ、香典が集まれば相当の金額(数十万〜数百万円)になります。
冠婚葬祭の場は、泥棒からすれば多額の現金が集まる『おいしい場所』と言えるでしょう。
結婚式なら、お祝いの場ですから、皆喜び、楽しんで気が緩んでいるでしょうし、葬式なら気を落として注意力が散漫になることもあるでしょう。
どちらにしても泥棒にとっては犯行を行いやすい場になるのでしょう。
たとえ部外者であっても、黒いスーツを着て式場にいれば誰も怪しみませんからね。
ひそかに香典や祝儀を狙っているとしても・・・。
投稿者: スタッフ (2007年6月18日 17:00)