今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
備前焼のこま犬窃盗犯 16体古美術店に売却
備前焼のこま犬を盗んだとして男らが逮捕されました。
岡山市北区の神社から今年1月、備前焼のこま犬1体を盗んだとして、岡山県早島町の男(36)と広島県東広島市の男(33)が窃盗の疑いで逮捕されました。
2人は容疑を認めているということです。
警察は、岡山市の古美術店などから2人が売ったとみられるこま犬16体を押収しました。
岡山県南部では、去年7月ごろから神社の備前焼のこま犬が盗まれる事件が相次いでいました。
警察は、一連の事件に2人が関わっているとみて調べています。
<TBS系(JNN) 4月6日(水)19時54分配信より>
盗品と知りながら買い取った業者は厳しく罰せられるべきだと思います。
16体ものこま犬が持ち込まれたら怪しいと感じるのが普通です。
持ち込んだ相手がその作品の製作者や資格を持っている古美術商等であれば別ですが、おそらくこま犬とは全く関係のない犯人達でしょう。
一目見ただけで怪しいはずです。
神社のこま犬というのは普通は屋外にそのまま設置されているものです。
泥棒からすれば、盗み放題だと考える罰当たりもいるのでしょう。
神社の中に置かれている場合は守りやすくなりますが、外となると守ることはさらに難しくなります。
神社と防犯カメラというのは似つかわしくありませんが、昨今の犯罪事情を考えるとしっかりと防犯対策することが必要でしょう。
防犯カメラで監視されているのは神社の雰囲気を壊すと考える人もいるかもしれませんが、逆にしっかりと監視している安全な場所というアピール方法もあるかと思います。
個人のプライバシー等よりも防犯、犯罪の抑止が重要という風潮に傾いています。
投稿者: 総合防犯設備士 (2016年4月12日 11:56)