今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
インド 水泥棒対策としてダムに武装警備員
【5月3日 AFP】インドでは、干ばつにより約3億3000万人が深刻な水不足にあえいでいます。
中部マディヤプラデシュ(Madhya Pradesh)州にあるバリガット(Barighat)のダムでは、近隣の州から追いつめられた農家がたびたび水を盗もうとやって来るため、マディヤプラデシュ州当局は武装警備の必要に迫られています。
<AFPBB News 5月3日(火)13時1分配信より>
水不足で3億3000万人という数字は人口の多いインドならではです。
また、上下水道が整備され、ダム等で貯水管理できている国や地域では水不足から水泥棒が発生するということがなかなか想像できないと思います。
日本でも晴天が続くと水不足が報道されることがありますが、あくまでも工業用水や農業用水としての水不足で、飲み水や生活用水が不足するという事態は稀です。
水を求めて人が争うというのは昔の話と思いきや、今も世界のどこかではこのような争いが行われています。
水に限らず他の資源でも今は充分な量が市場に流通していても、何らかの事情で品薄状態になった時、供給に対して需要が高まった時、それを求める争いに発展する可能性があります。
投稿者: 総合防犯設備士 (2016年5月17日 11:37)