今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
大阪 キャバクラ店から現金1300万円入りの金庫盗まれる
27日未明、東大阪市のキャバクラ店で現金1300万円余りが入った金庫が盗まれました。
警察は窃盗事件として捜査しています。
27日午前1時40分ごろ、東大阪市足代新町のキャバクラ店で警備会社の防犯センサーが侵入者を感知しました。
その6分後、通報を受けた警察官が駆けつけると店の中にあった幅60センチ、高さ50センチの金庫一つがなくなっていました。
店長の男性によると中には店の売上金など現金1300万円あまりが入っていたということです。
店の入り口に外からこじ開けられた形跡はありませんでしたが店の裏側の窓が開いたままになっていました。
店長は「金庫は1人で持てる重さではない」と話しているということで、警察は複数の人物が窓から金庫を盗んだ疑いがあるとみて捜査しています。
<関西テレビ 6月27日(月)12時41分配信より>
水商売を営んでいる店は現金商売のところがまだまだ多いと思います。
お客さんから現金での受け取りが多いということは、それだけ現金を保管しなければならなくなるということになります。
毎回、店の営業時間終了後に銀行に預け入れをするようなところなら現金の保管は釣銭等最小限に抑えることができますが、毎日計算して、預け入れるのも大変です。
銀行の営業時間にうまく合えば良いですが、どうしても自分の都合を優先してしまう経営者が多いと思います。
また、ホステスなどの従業員への給与も現金支払いをしているところは、給料日前後はさらに大金を保管することになります。
泥棒が出入業者や元従業員など店の事情に詳しい場合は、特定の日を狙って犯行に及ぶ可能性もあります。
現金の保管方法と防犯システムや防犯カメラ等様々な視点から対策を見直すべきでしょう。
投稿者: 総合防犯設備士 (2016年7月13日 13:09)