今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
海水浴場で車いす盗んだ男逮捕
和歌山県白浜町の白良浜海水浴場付近で観光客の車いすを盗んだとして、県警白浜署は4日、窃盗容疑で同町の大工の男(22)を逮捕しました。
「返そうと思っていた」などと否認しているという。
逮捕容疑は2日深夜、同海水浴場付近の駐車場で、大阪府豊中市の女性(70)の車いす1台を盗んだとしています。
同署によると、女性は足が不自由で、車いすを止め、家族の介助で浜まで歩いて向かっていたという。
<産経新聞 8月5日(金)9時21分配信より>
この男の目的は何だったのでしょうか?
深夜、駐車場で車いすを盗んだ男が逮捕されました。
深夜の犯行ということですから、酔った勢いなのか、いたずらなのか、意図は不明ですが、盗むにしても良い物と悪い物があるように思います。
車いすが転売して高く売れる物だとしても、高齢者や障害者、ケガをした人、病人にとってはなくてはならない物です。
なくなればたちまちその場から移動することが困難になります。
その様子を想像して楽しんでいたのでしょうか。
それとも盗んだ後どうなろうと自分の知ったことではないという考えの持ち主なのか。
その罪の重さに気付くのは、自分が盗んだ車いすを自分自身が利用することになるその時まで待たなければならないのか。
その時に大いに後悔すると共に、自分も同じような被害に遭って苦しい思いをすれば良いのにと願うのはいけないことでしょうか?
投稿者: 総合防犯設備士 (2016年8月19日 16:55)