今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
元暴力団員ら アワビやサザエ窃盗500キロ?
港でかごに入っていたアワビやサザエを狙って盗んだ疑いです。
新潟県佐渡市では6月ごろから、漁師が翌日の競りに掛けるため、港でかごに入れて生かしていたアワビやサザエを狙う連続窃盗事件が相次いでいました。
警察は20日、海上保安署と協力して元暴力団員の男(26)と漁師の男(31)を逮捕しました。
2人は6月上旬に時価1万4000円余りのサザエ約30キロを盗んだ疑いが持たれています。
これまでに確認されている被害は500キロ余りに上っていて、警察はさらに関わった人物がいるとみて調べを進めています。
<テレビ朝日系(ANN) 9月20日(火)18時47分配信より>
元か現役か分かりませんが、暴力団員がアワビやサザエを盗むというのも変な感じがします。
まさか自分が食べるために盗んだ訳ではないでしょうから、転売してお金を得るためでしょう。
そのお金は自分のためなのか、それとも組の資金となるのか分かりませんが、暴力団の資金源も時代によって変化しているでしょう。
スナックやキャバクラなどに対する用心棒代や、縄張り内でのスカウトから「みかじめ料」を要求すると言われていますが、今も盛んに行われているのでしょうか。
地域によっては警察の監視が厳しくなっているでしょう。
根拠はありませんが、昔に比べて増加傾向にあるということはないように思います。
違法賭博やカジノ経営など何らかの方法で資金を得ようと必死なはずです。
生き残るために暴力団から窃盗団に変わっていくところもあるかもしれません。
泥棒も職業としての泥棒と本業は別に泥棒となる者、様々だということです。
泥棒の種類によって対策も変えていく必要があるかもしれません。
投稿者: 総合防犯設備士 (2016年10月 7日 14:49)