今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
道の駅の事務所から重さ80キロの金庫盗難 現金233万円盗まれる
岐阜県関市は4日、同市下之保の道の駅「平成」の事務所から、現金約233万円が入った金庫が盗まれたと発表しました。
関署が窃盗事件として捜査しています。
同駅は市の施設。
指定管理者のエコピア平成によると、金庫は高さ約70センチ、幅と奥行きは約50センチ、重さは約80キロ。
2~3日の売り上げなどが入っていました。
施設は機械警備を導入しており、4日午前4時15分ごろ、警備会社から異常があったと通報を受け、男性社員(53)が駆け付けたところ、裏口のドアと施設内の事務所のドアのガラスが割られ、金庫が盗まれていました。
署は裏口の防犯カメラを確認するなど捜査を進めています。
<岐阜新聞Web 1/5(木) 8:36配信より>
記事によりますと、この事務所は、警備会社の防犯システムが導入され、防犯カメラが設置され、80キロの金庫に現金を保管していました。
にも関わらず、金庫が盗まれるという被害に遭ってしまいました。
一般的に防犯対策がしっかりしている、充分だと思えるような環境でも泥棒の被害に遭ってしまうことがあるというがよく分かります。
このような環境でも被害に遭ってしまうのですから、ここよりも防犯対策で劣っているところは、泥棒からすれば絶好のターゲットになりうる可能性が高いと言えるでしょう。
金庫を過信せず、大金は事務所に保管しないなど、防犯システムの導入以外の防犯体制の見直しも行うべきでしょう。
投稿者: 総合防犯設備士 (2017年1月20日 19:42)