今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
1日で20件の犯行 薬物使用と窃盗犯
関東などで空き巣を繰り返したとして、男ら4人が逮捕されました。
男らは薬物使用者のグループで、一日で20件近くの犯行をしていたとみられています。
男(22)ら4人は去年6月、埼玉県の住宅に侵入し、金庫や現金を盗んだ疑いなどが持たれています。
警視庁によりますと、男らは薬物使用者による10人近くの窃盗グループで、レンタカーなどを使って東北や関東近県で一日20件近い犯行をしていたとみられています。
取り調べに対し、男は容疑を否認しています。
警視庁は、このグループが去年3月から1都6県で200件以上の犯行で数千万円を盗み、盗んだ金は薬物の購入などに充てていたとみて調べています。
<テレビ朝日系(ANN) 2/15(水) 11:57配信より>
薬物の使用と窃盗犯との因果関係は不明ですが、同じ犯罪には違いがありません。
薬物購入のための資金が不足し、それが目的で他の犯罪を犯すということは自然な流れに思えます。
また、薬物使用から正常な判断力、常識等が欠如し、心身ともに悪影響を及ぼすことも充分考えられます。
犯罪が多発すると周囲の地域の治安は悪化し、また別の犯罪者も集まってくる、犯罪の悪循環になってしまいます。
こうなると、個人の力、個人の防犯対策などでは対抗しきれなくなります。
イメージしやすいのは海外の治安の悪い地域です。
暴力が氾濫し、いかに個人で防犯対策に気をつけても、犯罪者の暴力という力に簡単に命や財産を奪われてしまいます。
警察や国が本気で何とかしようとしない限り改善しません。
さすがに日本ではそのような地域は少ないでしょう。
地域の住民同士が協力することで安全に暮らせる、そして犯罪が発生しにくい環境が出来ると犯罪に強くなるでしょう。
投稿者: 総合防犯設備士 (2017年3月 3日 17:23)