今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
現金盗むついでに盗み食い「窃糖」のシュガー逮捕
現金を盗むついでに、アイスクリームなどを繰り返し盗み食いし、「窃糖のシュガー」と呼ばれる男が逮捕されました。
無職の男(51)は2016年8月、東京・武蔵野市の税理士事務所に侵入して、ソフトクリーム1本を食べ、サンダルを盗んだ疑いが持たれています。
男は、複数の事務所から、現金などを盗むついでに、プリンやチョコなど甘いお菓子およそ250個を食べていたとみられ、捜査員は、窃盗にかけて「窃糖のシュガー」と呼んでいました。
調べに対し、「食べたのがアイスかわからないが、間違いない」と容疑を認めていて、警視庁は、およそ40件、現金600万円余りの余罪があるとみています。
<ホウドウキョク 3/21(火) 20:58配信より>
海外の窃盗犯で盗み目的で侵入し家の中の食べ物を食い散らかす手口が紹介されることがありますが日本では珍しいように思います。
プリンやチョコなど甘いお菓子250個を食べた「窃盗のシュガー」と紹介されると何か可愛らしいように思いますが、被害件数40件で現金600万円窃盗となるとそうは言っていられません。
また、盗み食いされた状態は不明ですが、所構わず食い散らかされると盗難とは別の被害が生じます。
高級なソファーや絨毯を汚されたり、傷付けられると場合によっては盗難以上の被害額となる場合があります。
大金や高価な貴金属を所持していなくても、汚されたり、壊されたら困るものはどこの家にもたくさんあります。
盗難対策という小さなくくりではなく、犯罪自体を防ぐ、または被害を最小限に抑えるための防犯対策はどこの家でも必要です。
投稿者: 総合防犯設備士 (2017年4月14日 20:53)