今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
鍵番号を盗み見して合鍵作製 女子大生宅に侵入
福岡県警によれば、他県で、男が女子大学生の自宅に合鍵を使って侵入するという事件が発生。
犯行に使われた合鍵は、男が女子大学生の鍵番号をメモし、ネット上で合鍵販売業者に依頼して作製したものだったという。
県警は「合鍵は、鍵番号とメーカーが判明すれば作製できる」として、自宅の鍵を他人に見せたり、渡したりしないように注意喚起。
鍵にカバーを付け、番号を隠すなどの対策をするように呼び掛けています。
合鍵の複製をめぐっては、SNSなどに投稿された写真から3Dプリンタを使って作製できる――という事例も報告されています。
埼玉県の合鍵販売会社は、「Twitterなどに、鍵の写真はアップしないようにしましょう!」と注意を促しています。
<ITmedia NEWS 3/31(金) 12:54配信より>
合鍵の作製が簡単に行えることは非常に便利ですが、そのことが犯罪につながる危険性があることを教えてくれる事件です。
鍵番号とメーカー名を知った男が合鍵を作製し、その鍵を使って女子大生宅に侵入したというものです。
扉をこじ開けたり、窓ガラスを割られての侵入されるのは侵入されたことが容易に分かりますが、合鍵を使い侵入の痕跡を残さずに侵入される方がぞっとします。
寝ている間物音を立てずに侵入し、一人暮らしの女性を乱暴する、実際に起こった事件ですから想像ではありません。
現時点では一般にはそれほど普及していませんが、今後は3Dプリンターを使っての複製も現実味を帯びてきました。
鍵だけでは防犯対策をしているとは決して楽観できませんので、鍵プラスアルファの対策が必須となってきました。
投稿者: 総合防犯設備士 (2017年4月21日 18:06)