今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
京都 祇園のエルメスで窃盗被害
京都・祇園にある「エルメス」のブティックで11日早朝、入口のドアがこじ開けられ、店内にあった商品が盗まれているのが見つかりました。
11日午前5時15分ごろ、京都市東山区祇園町南側にあるフランスの高級ブランド「エルメス祇園店」から、警備会社を通じて警察に通報がありました。
警察が駆けつけたところ、店の入口近くのガラスが割られ、ドアがこじ開けられていたということです。
この店は、観光客の多い祇園に昔からある町家を借り上げたもので、去年11月からことし7月末までの期間限定で営業されています。
【近所の人】
「(この町に)実際に居住してる方が少ないので、静かですね。人通りもやはり、5時となると、ほとんどないに近いと思います」
店内からは夏物商品を梱包した箱のいくつかがなくなっているということで、警察は窃盗事件として捜査しています。
<関西テレビ 5/11(木) 22:38配信より>
先日、京都の町家が毎日数件のペースで減少しているというニュースがありました。
その中でエルメスが町家を借り上げて営業しているという紹介もありました。
そのエルメスで窃盗事件が発生しました。
警備会社のシステムがついており、防犯カメラもあるようですから、町家のそのままの状態で活用している訳でなく、防犯対策はしっかりとしているようですが、やはり高級ブランドのエルメスですから泥棒側もある程度の障害(防犯システム)は予想した上での犯行でしょう。
町家の特徴が良く分かっていないのですが、町家ならではの古くからの防犯対策、例えば建物の構造を活かしたものなどが活用できれば、町家の魅力が増し、減少に歯止めを掛けることにもつながるかもしれません。
投稿者: 総合防犯設備士 (2017年5月12日 19:53)