今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
終電に乗り遅れたので・・・国宝・三十三間堂を寝床に
終電に乗り遅れた会社員の男...寝床にしようと侵入したのは、国宝・三十三間堂でした。
【記者リポート】
「こちらの鉄門は身長160センチメートルの私の2倍ほどなのですが、男はこれをよじ登って中に侵入したということです」
13日午前4時すぎ、京都市東山区の国宝・三十三間堂の敷地内の回廊ベンチで男が寝ているのを警備員が発見。
駆けつけた警察官が寝ていた大阪市の会社員の男(27)を起こし、建造物侵入の現行犯で逮捕しました。
呼気からはアルコールの匂いがしたとういうことで、調べに対し男は「酒を飲んで終電に乗り遅れ、三十三間堂で寝ようと思って入ってしまった。悪気はなかった」と供述しているということです。
警察によると文化財への被害はないということです。
<8/14(月) 19:54配信 関西テレビより>
酒に酔い、終電に乗り遅れた男が国宝の三十三間堂の敷地内に侵入し、ベンチで寝ているところを逮捕されました。
悪意はなく、文化財への被害もないということなので大きな問題ではないかもしれません。
色々なニュース番組で報道されていますが、場所が国宝だったことが原因でしょう。
何事もなくよかったとは思いますが、もし悪意を持った者が意図的に侵入したということになれば話は別です。
お堂の中に保管されている仏像や歴史的に価値のある物が盗まれたり、傷付けられたり、汚されたり、建物が放火されるということになると大変な被害になる可能性があります。
約3メートルの鉄門をよじ登って中に侵入したということですが、よじ登ってしまえばあとは侵入を防ぐものが何もないということであればそれは問題です。
国宝ということですから防犯カメラやその他にも何らかの防犯システムはついているとは思いますが、今回の侵入事件で弱点があることが明らかになりました。
大事になる前に再発防止策を講じる必要があります。
投稿者: 総合防犯設備士 (2017年9月15日 11:58)