今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
空き家窃盗52件 1700万円の被害
播磨地域を中心に民家で盗みを繰り返したとして、兵庫県警捜査3課と姫路署などが窃盗などの疑いで、元リフォーム関連業者の男(32)=兵庫県福崎町=ら男5人を逮捕したことが16日、捜査関係者への取材で分かった。
起訴済みの5件を含め計52件、約1700万円相当の被害を裏付けたという。
捜査関係者によると、ほかの4人は20~30代で、男がリフォーム工事を請け負っていた住宅会社(姫路市)の元社員ら。
5人は共謀し、今年2月から約4カ月にわたり、姫路や加古川、たつの市などで民家の窓ガラスを割るなどして室内に侵入し、現金や貴金属、骨董(こっとう)品を盗んだ疑いが持たれている。いずれも容疑を認めているという。
男は「盗んだ品はリサイクル店で転売した」と供述しているという。
家財を残したまま住人が転居した民家が被害に遭っており、県警は男らが顧客録で家族構成などの情報を把握した上で、侵入した疑いがあるとみている。
男らは共謀し、姫路市内の民家から現金約77万円と指輪などを盗んだ疑いで6月に逮捕されていた。
<11/17(金) 10:18配信 神戸新聞NEXTより>
古い民家の倉庫に眠っていたガラクタがものすごいお宝だった!というテレビ番組で紹介されることがあります。
古いだけで価値はないと思っていた意外な物に驚くような価格がつくことがあります。
また、インターネットの普及で売買が国際的になり、日本ではそれほど価値がないと思われている物が海外では高い評価を得ていることもあります。
持ち主やその家族は価値に気付いていなくてもそれを狙っている犯罪者がいるということです。
もし盗まれても、ガラクタが盗まれただけで逆によかったなどと勘違いしているケースもあるかもしれません。
古い倉庫にしっかりとした防犯対策がされているところは少ないでしょう。せいぜい南京錠があるぐらいで、施錠すらしていないところもあるかもしれません。
また、田舎に行けば行くほど防犯意識が低く、泥棒の被害に遭うということを考えていない家も多いでしょうから泥棒にしてみれば狙い目です。
注意しなければならなないのは近所付き合いが密なところが多いですから不審者がうろうろしていたら、「あんた、誰だ?」とご近所さんから話しかけられる可能性が高いでしょうから昼間の犯行は難しいかもしれません。
ただ、日中、近くの畑等で作業している場合は、家の方が無人になる可能性が高くなりますからそこを狙われたら危険です。
古い倉庫や物置に古い物を保管されているところは、泥棒に狙われる前に整理するか、一度鑑定などしてもらえば、思わぬお宝が発見されるかもしれません。
投稿者: 総合防犯設備士 (2017年12月22日 11:05)