今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
強盗犯、自分の顔写真入りのTシャツを落として逃走
"民家に強盗が入ったが、この犯人、逃走する際に現場近くに自分の顔がプリントされたTシャツを落としていったという。
先月29日、この民家に二人組の男が押し入り、住んでいたカップルから財布と宝石数個を奪い取って逃走した。逃げ出す際に住人の男性と犯人の一人が取っ組み合いとなったが、その後に現場近くに黒いTシャツが1枚落ちているのを男性が見つけた。
Tシャツには犯人の顔写真がプリントされており、さらに「金儲けはオレの趣味」とのスローガンまで書かれていたという。
それから2日後、25歳の男が警察に出頭、強盗容疑で逮捕された。"
【4月8日 世界びっくりニュースより】
アメリカはノースカロライナ州・シャーロットで発生した強盗事件です。
過剰な自己アピールがアダとなってしまいましたが、自分の顔写真入り、しかも「金儲けはオレの趣味」とコピー入りのTシャツを着る勇気は常人にはありませんよね。
どんな状況でTシャツを落としたのかと気になりましたが、地元紙の報道によりますと、逃走の際に車から落ちたのではないかという事です。
果たして車の中に何枚もTシャツをストックしていたのか・・・興味は尽きません。
◆住宅への侵入強盗対策
・夜間はもちろんのこと、昼間、在宅中でもしっかり鍵をかけ、厳重に戸締りをする。
・在宅中の来訪者を確認する ⇒インターホン越しの対応、その後ドアを開ける際もドアスコープで確認しましょう。
・宅配業者を装った上がり込み強盗も発生しています。
どこの配達業者なのか(制服等もチェック)、誰から送られてきた荷物なのかを確認してからドアを開けるようにしましょう。
◆店舗への強盗対策
・お客さんが入店する際は、必ず顔を見て挨拶する。
⇒お客を装って入店し、しばらく店内の様子をみて、他のお客さんがいなくなったらレジに近づいていきなり刃物をつきつけるパターンもあります。
・監視カメラを設置し、入退出の記録を管理する
⇒監視カメラがついているだけで、侵入者には見られているということで犯罪の抑止効果があります。
ビデオやハードディスクに記録していれば、事件後、警察に証拠資料として提出することもできます。
・防犯システム設置店であることを、ステッカーやベルなどの威嚇機器で明示する
⇒防犯システムが設置されていることをアピールすることで、侵入者のターゲットから外させます。
・レジ内に必要以上の現金を置かない
⇒釣り銭以外は店舗奥の据付型金庫に保管する。強盗に要求されたら、「金庫は店長しか開けられないなど」と答え、レジ内の現金だけを速やかに渡す。
・コンビニ等で深夜勤務がある場合は、複数名での売り場勤務を徹底する
⇒深夜、1人で勤務することが多いと、侵入者からみれば強盗しやすい店舗だと思われます。
◆防犯のセキュリティハウス:強盗対策
◆目的から探す防犯カメラ
投稿者: スタッフ (2011年4月12日 11:53)